子どもの頃の家庭の食生活
私の母はあまり料理をしない人でした。
朝食は自分で食パンを焼いてマーガリンを塗っただけで済ませることが多く、休日の昼食は具のない焼きそばやインスタントラーメンが中心でした。
お弁当には冷凍食品が何種類も入っていて、栄養バランスはあまり考えられていなかったように思います。
夕食はおかずが何種類か並ぶこともありましたが、野菜嫌いの弟のため、サラダはいつもマヨネーズたっぷりのマカロニサラダやスパゲティサラダで、ほとんど野菜を摂っていませんでした。
こうして振り返ると、幼少期から私はすでに「4毒」と呼ばれる食品に囲まれた生活を送っていたことになります。
学生時代から大人になるまでの偏った食習慣
学生時代にパン屋さんのパンにはまり、デニッシュやクリームたっぷりの甘いパンを頻繁に食べていました。
友達とのランチではパスタ屋さんや町中華、居酒屋では唐揚げやフライドポテトなど、高カロリー・高脂質の食事が多くなっていきました。
就職して一人暮らしを始めると、夜だらだらとスナック菓子やアイスクリームを食べる習慣がつき、1日の大半がこうした「4毒食品」で埋まることも珍しくありませんでした。
自分では「普通の食事」と思っていましたが、振り返ると子ども時代から大人になるまで、一貫して体に負担のかかる食生活を続けていたのだと気づきます。
子どもの頃から続いた体調不良
このような食生活の中で、私の体調は常に不安定でした。
子どもの頃からぜんそくを患い、疲れやすく、すぐ熱を出すことが多く、胃腸も弱く、いつも気持ち悪い状態でした。
思春期になると、肌はニキビだらけで、顔だけでなくお尻にもできものがよくできました。
大人になってからは、生理不順やひどい生理痛、片頭痛、減らないニキビに悩まされました。
さらに30代になると過敏性腸症候群(IBS)を発症。食欲がない日も多く、食べてもすぐ満腹になったり吐き気が出たりして、胃カメラで検査を受けると機能性ディスペプシアとの診断でした。
いろいろな薬を試してもほとんど効果はなく、外食もできなくなり、突然の腹痛下痢に怯えて引きこもりがちになっていきました。
過敏性腸症候群の過酷な日々
特に辛かったのは、突然の下痢でした。
冷たいものや生ものを食べたわけでもないのに、週に2~3回は急に腹痛を起こし、トイレに駆け込む生活。
1回下痢をするとその後2日間ほどずっと腹部の痛みが続き、やっと治まったと思ったらまた下痢になる…という負のループを繰り返していました。
この状態では外出するのも怖く、仕事や友人との予定も制限され、日常生活のQOLは著しく低下していました。
ふとしたきっかけで気づいたこと
「こんな体で生きていくなんて」と絶望していたある日、ふと気づいたのです。
…あれ、そういえばこの間もピザを食べた後にお腹を壊したかも…。
この小さな気づきが、私の「4毒抜き」の第一歩になりました。
ここから少しずつ、小麦・乳製品・植物油・砂糖(甘いものはゆるく)を控える生活を始め、体調改善への道が開けていったのです。