「腎臓の数値って、一度下がったら戻らない」とよく言われますよね。
でも私は、4毒抜きの食生活を始めて約8か月で、eGFRが70.2→81.9に改善しました
クレアチニンも0.73→0.63に。
特別なサプリや運動は一切なし。小麦・乳製品・植物油・白砂糖を控えるだけで、体はこんなに変わるんです。
今回は、私の体験と、なぜ腎機能が改善したのかを科学的な視点も交えてお話しします。
1. 4毒抜きを始めたきっかけ
もともと私は、過敏性腸症候群と機能性ディスペプシアを併発していて、いつも食欲がなく、よく腹痛や下痢も起こしていました。
そこで、2025年1月から「小麦・乳・植物油・砂糖」を抜いてみたところ、最初の1か月で食欲が戻り、体調が整っていくのを実感しました。
4毒抜き1ヶ月後の変化記事はこちら👇
植物油断ち1ヶ月後の体調の変化~機能性ディスペプシアの改善 - 蛍子の4毒抜きブログ|小麦・乳・植物油・砂糖抜きで体調改善
2. 腎臓の数値がどう変わったか
2025年8月の健康診断では、
-
eGFR:70.2 → 81.9(+11.7)
-
クレアチニン:0.73 → 0.63(-0.1)
eGFRは加齢と共に徐々に低下していくものなので、11.7もプラスになっているのは、やはり食事を変えたことによる改善だと考えてよさそうです。
健康診断結果まとめ記事はこちら👇
4毒抜き8ヶ月後の健康診断結果まとめ|貧血やコレステロール、腎機能が改善 - 蛍子の4毒抜きブログ|小麦・乳・植物油・砂糖抜きで体調改善
3. 体調の変化
数値の改善だけでなく、体調にも明らかな変化がありました。
30代後半から夜中に必ず1回はトイレで起きていたのですが、いつの間にか朝まで眠れるようになったのです。おかげで睡眠も改善されて全体的に体調も良くなりました。
4. 4毒が腎機能に関わる理由
小麦
-
グルテンで腸のバリアが破壊される
-
腸で炎症が起き、炎症物質が血中へ流れる
-
腎臓にも炎症が伝わり、負担が増える
植物油
-
リノール酸過多で慢性的な炎症が起きやすい
-
血管内皮がダメージを受け、腎臓への血流が悪化
乳製品
-
カゼインや乳糖で腸内炎症が悪化
-
腸内環境が乱れると老廃物や毒素の処理が腎臓の負担に
砂糖
-
血糖値上昇→AGEs(終末糖化産物)生成
-
糸球体の硬化や慢性炎症を促進
5. まとめ
腎機能改善と言えばまずは「減塩」と言われますが、炎症を減らすことがとても重要だとわかりました。
「食べるものを変えるだけ」で、体はここまで変われます。
私の体験が、少しでも腎機能に悩んでいる方のお役に立てれば嬉しいです。